平成 7年第4回定例会(12月) 議事日程 第三号 平成七年十二月十一日(月曜)午前十時 開議第 一 第七九号議案ないし第九八号議案──────────────────────────────────────── 本日の会議に付した
事件議事日程のとおり──────────────────────────────────────── (出席議員 四十三人) 一 番 小 森 こうぶん 君 二 番 黒 木 すみかず 君 三 番 永 田 けんたろう 君 四 番 桑 鶴 勉 君 五 番 長 田 徳 太 郎 君 六 番 欠 員 七 番 竹 之 下 隆 治 君 八 番 欠 員 九 番 ふ じ た 太 一 君 十 番 安 川 茂 君 十一 番 三 反 園 輝 男 君 十二 番 竹 原 よ し 子 君 十三 番 北 原 徳 郎 君 十四 番 鶴 薗 勝 利 君 十五 番 上 門 秀 彦 君 十六 番 中 島 蔵 人 君 十七 番 日 高 あ き ら 君 十八 番 秋 広 正 健 君 十九 番 入 佐 あ つ 子 君 二十 番 小 宮 邦 生 君 二十一番 満 吉 生 夫 君 二十二番 川 野 幹 男 君 二十三番 泉 広 明 君 二十四番 和 田 一 雄 君 二十五番 平 山 哲 君 二十六番 中 山 悟 君 二十七番 下 村 ゆ う き 君 二十八番 西 川 かずひろ 君 二十九番 欠 員 三十 番 入 船 攻 一 君 三十一番 久 保 則 夫 君 三十二番 坂 之 上 さ と し 君 三十三番 中 園 義 弘 君 三十四番 上 川 か お る 君 三十五番 片 平 孝 市 君 三十六番 平 山 た か し 君 三十七番 赤 崎 正 剛 君 三十八番 中 島 耕 二 君 三十九番 森 山 裕 君 四十 番 辻 義 典 君 四十一番 欠 員 四十二番 稲 葉 茂 成 君 四十三番 古 江 た か し 君 四十四番 出 来 た つ み 君 四十五番 欠 員 四十六番 児 玉 信 義 君 四十七番 畑 政 治 君 四十八番 西 郷 ま も る 君 ────────────────────────────── (欠席議員 なし) ──────────────────────────────
事務局職員出席者 事務局長 山 元 貞 明 君 議事課長 緒 方 寛 治 君 庶務課長 鈴 木 茂 生 君 調査課長 菊 池 俊 一 君 議事課主幹 草 留 義 一 君 委員会係長 宇 治 野 和 幸 君 庶務係長 大 徳 義 信 君 議事課主査 井手之上 清 治 君 議事課主事 塩 田 哲 也 君 ────────────────────────────── 説明のため出席した者 市長 赤 崎 義 則 君 助役 内 村 勝 美 君 助役 稲 寺 隆 君 収入役 西 小 野 昭 雄 君 教育長 下 尾 穗 君 代表監査委員 土 屋 保 温 君 市立病院長 武 弘 道 君 交通局長 増 田 良 次 君 水道局長 中 村 忍 君 総務局長 戸 川 堅 久 君 市民局長 田 中 憲 一 君 市民局参事 平 川 賢 一 君 市民局参事 丹 下 克 郎 君 環境局長 大 薗 正 司 君 環境局参事 河 野 泰 子 君 経済局長 楠 生 薫 君 建設局長 森 繁 徳 君 消防局長 高 羽 敏 徳 君
病院事務局長 三 木 原 宣 貞 君 企画部長 谷 口 満 洲 雄 君 財政部長 井 ノ 上 章 夫 君 税務部長 久 永 幸 一 君 市民部長 有 村 国 彦 君 清掃部長 山 角 繁 君
環境保全部長 満 留 忠 雄 君
商工観光部長 上 荒 磯 一 義 君 農林部長 馬 ノ 段 俊 博 君
中央卸売市場長松 元 虎 雄 君
建設局管理部長有 満 廣 海 君
都市計画部長 中 村 秀 男 君 建設部長 山 之 内 均 君
交通局管理部長森 山 二 郎 君
水道局総務部長鬼 塚 正 幸 君
教育委員会事務局管理部長 竹 山 勝 之 君 秘書課長 森 博 幸 君 ────────────────────────────── 平成七年十二月十一日 午前十時 開議
△開議
○議長(森山裕君) これより、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第三号のとおりであります。
△第七九号議案─第九八号議案上程
○議長(森山裕君) それでは、日程第一 第七九号議案ないし第九八号議案の議案二十件を一括議題といたします。 件名の朗読を省略し、前回の議事を継続して質疑を続行いたします。
△個人質疑(続)
○議長(森山裕君) それでは、引き続き個人質疑の発言を順次許可いたします。 まず、安川 茂君。 [安川 茂君 登壇](拍手)
◆(安川茂君) 平成七年第四回定例会に当たりまして、公明市議団の一員として、市長並びに関係局長に個人質問を行います。 まず、出前講演の実施についてであります。 私の住む清水校区で、あす十二月十二日夜六時三十分から、
町内会長研修会が開催をされます。約三週間ほど前に、
校区公民館長さんから、まちづくりや環境整備について、だれか市役所から講師として来ていただけないだろうかとの依頼を受けました。私は、すぐ一人の課長さんと連絡をとって、日程と時間を確認し、出席の約束をしていただきました。数日後、その課長から電話があり、出席させていただくんですが、何か簡単で結構ですので書面で提出していただければ出席がしやすいのですがということでありました。公民館長にその旨を伝え、講演依頼の書類をつくっていただき、私がその課長にお届けをいたしました。 北九州市では、平成二年度から出前講演を始めておられます。局別に講演テーマを決め、市内約千七百団体へ講演内容を送付しておき、三十人以上のグループを対象に、講師は局長、部長クラスが担当しておられます。平成六年度は、実施期間を五月十日から八月三十一日までとし、実施回数は二百四十五団体、受講者が一万四千百四十五人となっております。そして、窓口を市民局の広聴課に一本化して、電話で受け付けておられます。主な依頼テーマの実績としては、北九州市
ルネッサンス構想第二次実施計画、これは企画局が二十九件、
緊急通報システムの充実、消防局が二十二件、成人病の予防、保健局が十七件、応急手当ての普及啓発、これも消防でありますが十七件、新北九州空港の建設、これは企画でありますが、これが十二件などとなっており、参加者の主な意見としては、全国でも珍しいこの企画に対し、敬意を表したい、市民として体系だった講話は大変勉強になりました、またことしで出前講演をお願いして三回になります、その都度とても役立つ講演で、皆さん積極的に参加をいたしております、また講師の方は大変と存じますが、市民に市政を理解させるにはよいと思います、などの意見が寄せられているようであります。このように、北九州市は、各種団体へ直接市の幹部が出向き、市政のあらゆる事項を市民に理解していただくために、全庁的にそれぞれの局がテーマを設定し、窓口も一本化して取り組んでおられます。本市でも、これまで個別にそれぞれ対応されてきたとは思いますが、窓口を一本化し、積極的に市政のあらゆる分野を市幹部みずから各種団体に出向いて理解していただくようなシステムにすべきと思いますが、当局の見解を賜りたいと思います。 次に、
シルバー海外派遣事業の実施について伺います。 松山市では、平成五年度から老人クラブを初め、文化、教育、コミュニティー、
ボランティア活動等の分野で活躍しておられるおおむね六十歳以上の高齢者を海外に派遣し、豊かな人生経験を生かした国際交流を通して、体験した国際感覚を次世代へ引き継ぐとともに、高齢者の生きがいと社会参加の促進を図ることを目的として、ことしは九月から十月にかけて約十日間、ヨーロッパの都市のうち、自然とか歴史、文化を考慮し、派遣先を決定し、十名程度派遣しておられます。ことしは、九月二十六日から出発をされました。
フランクフルト、チューリッヒ、ミュンヘン、パリ、ロンドンの各都市を訪れ、
フランクフルトでは
高齢者交流会、市庁舎への表敬訪問、
ノイシュバンシュタイン城の観賞、パリでは
ベルサイユ宮殿の視察や市内観光、ルーブル美術館の視察、ロンドンでは福祉施設の訪問、ステム河畔の観賞、大英博物館の視察、ロンドン塔と
タワーブリッジ観光などを研修をして、十月六日に松山市に帰って来られたそうであります。帰国したメンバーは、松山空港で民放のテレビのインタビューにこたえ、元気で帰って来れましたと、満面に笑みをたたえ答える生き生きとした姿がテレビを通じて県内に放映されたそうであります。参加された方の年齢は若い方で六十歳、高齢の方は七十五歳で、平均年齢は六十五・七歳となっております。参加者十名のほかに、市職員二名と健康を考え保健婦一名の十三名の団編成になっており、費用の二分の一を松山市が負担しておられます。帰国されてからは、海外で得た貴重な知識や体験を地域の各種会合で元気に発表されておられるそうであります。この
シルバー海外派遣事業のきっかけは、
高齢者福祉課長がある老人クラブの九十歳になられる副会長さんと話す中で、その方いわく、わしにはもう無理だが一度は海外へ行きたかったと話されたことがきっかけで、この課長さんは、松山市を支えてくださった高齢者で、元気で健康な方々への
生きがい事業の一環として、お年寄りの方の海外派遣を何とかして実現したい、そういう思いで市長に提案されたそうであります。そして、平成五年度から
シルバー海外派遣事業としてスタートしたそうであります。私は、この課長の話を聞きながら、高齢者のニーズを的確にとらえ、新たな施策として立案された課長も偉いが、それを受け入れた市長も偉いと思いました。赤崎市長、まず、松山市が取り組んでいるこの
シルバー海外派遣事業に対する御感想をお聞かせいただきたいと思います。また、本市においても
シルバー海外派遣事業を実施されるべきと思うのでありますが、あわせて見解を賜りたいと思います。 次に、
家庭用雨水浸透マス設置補助の実施について伺います。 熊本市では、昭和六十三年度から住宅等に
雨水浸透マスを設置する市民に対し、補助金を交付しておられます。雨水の流出を抑制し、都市型水害の軽減を図り、あわせて地下水涵養に有効であるとの観点から、全国で初めて一基当たり五千円の設置費の助成を開始されました。しかし、設置者には直接のメリットが少ないためか、当初から利用は年間百基程度で推移をしております。平成三年度からは、この補助額を五千円から八千円に増額されたようですが、昨年度末までの総設置件数は五百八十一基で、月平均七基にとどまっておりました。ところが、本年度の受け付けは、九月一日現在で百四十基と設置件数が急増をしております。それは、本年度、熊本市は三百万円の予算を組んで、助成額を設置費のほぼ全額に相当する一万六千円に倍増をし、受付窓口を河川課から建築指導課に移されたそうであります。建築指導課へ家の新築とか増改築の申請に訪れた市民や設計事務所の方々に、
雨水浸透マスの効果と助成制度を紹介した結果、建築工事のついでにと、その場で気軽に申し込むケースがふえたそうであります。対応していただいた河川課の酒井課長は、これまでも建築工事にあわせた設置が多かったので、受付窓口を河川課から建築指導課に変更し、対象を絞ったPRと助成額の倍増との相乗効果があらわれていると思いますと、このまま設置基数がふえていけば、この十二月議会に補正予算をお願いすることになると思いますと、このように話しておられました。このように熊本市では、
雨水浸透マスの設置に対し、補助金を出し、水害の軽減や地下水の涵養に力を注いでおられます。本市でも、おくればせながらこのような施策に取り組むべきと思うのでありますが、市長の見解を賜りたいと思います。 これに関連し、もう一点御提案申し上げたいと思います。 本市の下水道普及率は八〇%と高く、年々処理区域が広がっております。下水道管が布設されれば、これまで浄化槽を使用していた家庭でも浄化槽を廃止し、下水道に雑排水やトイレの汚水を接続しなければなりません。水道局からいただいた資料によりますと、浄化槽から切りかえて下水道に接続した件数は、平成二年度で千七百六十六件、三年度三千三百六十五件、四年度千六十九件、五年度九百七十九件、平成六年度が八百三十三件で、過去五年間で八千十二基の浄化槽が廃止されております。この廃止された浄化槽に雨水を貯留すると、一般家庭の浄化槽の容量は、五人用で約一・四トンですので、約一万二千二百十六トンの雨水が貯留されることになるわけであります。浄化槽を廃止する際の汚泥の取り除きを含む費用などを補助することにより、廃止浄化槽を活用した
雨水貯留施設や
雨水浸透施設に活用できると思うのであります。 越谷市では、下水道の接続により不用と言われる浄化槽の処理は、底に穴をあけてそのまま埋め戻す方法が標準的施工であり、この不用浄化槽の
雨水貯留施設への転用は、水資源の節約、浄化槽本体の再利用、さらには
雨水宅地内貯留により、降雨時の河川への負担軽減など複数の効果が期待できることから、越谷市では廃止となるこの浄化槽を改良して、
雨水貯留施設を設置する市民に対して、一律三万五千円の助成金を市が交付しておられます。本市でも発想を転換し、廃止される浄化槽を積極的に活用し、
雨水貯留浸透施設としての改造を積極的に進め、これに対して助成する制度を導入すべきと思うのでありますが、この点も市長から御答弁を願いたいと思います。 次に、赤バイの導入についてであります。 阪神大震災を教訓に、災害時にオートバイの機動力を生かそうと、尼崎市消防局では、関西で初めて消火器を装備した
消防用バイク、赤バイを四台導入されました。この赤バイは、排気量が百二十五ccで、消火器二本と薬品や工具を積む収納ボックスを備え、災害時には先行して情報収集に努めたり、非常用物資の輸送に当たるほか、火事現場では初期消火も可能で、特に渋滞時や消防車が入れない狭い道路での活躍が期待できるとのことでありました。排気量が百二十五ccのため、公安委員会から緊急車両として指定はされていないが、将来は三百五十cc以上の赤バイを導入し、救急救命士がサイレンを鳴らして現場に急行し、けが人の応急処置や蘇生処置を施し、救急車に引き継ぐなど緊急車両としての利用も検討しておられるようであります。 東久留米市消防本部では、平成五年三月から全国に先駆けて導入し、赤バイ隊を編成しております。さきの阪神大震災のときも、神戸市東灘保健所からの要請で、三台応援出動しております。大渋滞の道路を医薬品や輸血用血液の輸送に走り回り、注目をされております。このほか、
熊谷地区消防組合でもこの赤バイを導入し、効果を上げているようであります。本市においても、交通渋滞や狭い道路などの悪条件が重なった場合、特に風水害や地震災害の場合は、この赤バイは有効だと考えますが、赤バイ導入について検討されるお考えはないものか、消防局長の見解を伺いたいと思います。 引き続き、
インパルス銃についてお伺いをします。 名古屋市消防局がことし五月、バズーカ砲そっくりの筒から水を含んだ高圧の空気を発射し、一瞬にして炎を吹き飛ばす
インパルス銃を二基導入し、繁華街の栄地区を管内に持つ中
消防署老松出張所と名古屋駅を抱える
中村消防署椿出張所にそれぞれ配備したとの新聞報道を目にいたしました。この
インパルス銃とはどのような構造になっているものか、使用方法や利点について具体的にお教えいただきたいと思います。また、本市消防局としてこの
インパルス銃の導入についてはどのように考えておられるのか、あわせてお示しをいただきたいと思います。 以上で一回目の質問とします。 [市長 赤崎義則君 登壇]
◎市長(赤崎義則君) 安川議員にお答えを申し上げます。 松山市の
シルバー海外派遣事業についての感想と見解をお求めになりましたが、御案内のとおり、我が国は、世界一の長寿国になっておりまして、この長くなった高齢期の生活を健康で生きがいを持って過ごすということは、高齢者の方々のすべての願いであろうと考えております。そのためには、行政としても側面から高齢者の生きがいとかあるいは社会参加を支援をしていく必要がございまして、それぞれの自治体におきまして、各種の特色ある取り組みがなされておるようでございます。安川議員から御紹介のありました松山市の事業は、高齢者の生きがいと社会参加を促進をするための一つの試みであろうと思っております。 本市におきましては、御案内のとおり、敬老パスや
すこやか入浴券を贈呈をしたり、長才まつりやあるいは
高齢者洋上セミナー、三世代ふれあいセミナー等を開催をするなど、本市独自の取り組みによりまして、高齢者の生きがいと社会参加を促進をいたしておるところでございます。また、本市におきましては、大体において年二回長沙市に友好訪問団を派遣をいたしておるところでございますが、この中には可能な限りシルバーの方々を数多く団員として加えて派遣をするということの配慮をいたしておるところでございます。今後とも、人生八十年の時代にふさわしい事業の展開に努力をしてまいりたいと思っております。その中で、松山市方式につきましては一つの御提案として承っておきたいと存じます。 次に、一昨年の八・六豪雨水害以来、
総合治水対策の一環として、甲突川や稲荷川などの河川改修にあわせまして、流域対策の重要性が問われておるところでございます。ただいま熊本市や越谷市で実施しておる対策についてお述べになりましたが、いずれも
雨水流出抑制や地下水の涵養のために、市民が手軽にできる私は
総合治水対策の一つの方法であろうと、このように考えております。私どもといたしましては、これらのことを踏まえまして、本年の七月に県、市、郡山町、吉田町で構成をする
都市河川総合治水対策推進協議会を設置をいたしまして、この中でこれらの甲突川や稲荷川の流域治水にかかわる内水排除施設とか、あるいは学校、公園における貯留のあり方、そしてまた各戸貯留の今後の取り組み等について検討を進めておるところでございます。本年度中には恐らくその内容がそれぞれ示されるであろうと考えておるところでございます。したがいまして、この推進協議会で取りまとめられて提示をされた内容をみて、これから具体的な検討をしていくべき課題であろうと、このように踏まえておるところでございます。
◎市民局長(田中憲一君) 出前講演に関し、お答えいたします。 本市では、現在、市民からの説明会等の要請がありました場合には、所管課で対応いたしております。そして、その関係部局長等含めた職員が出席をいたしまして、説明を行っております。そのほか説明会の開催につきましては、市民生活課でも御相談に応じております。今後とも、市民の利便性を高めるように努力をしてまいりたいと考えております。
◎消防局長(高羽敏徳君) 赤バイ、
インパルス銃についてお答えいたします。 おただしの赤バイにつきましては、交通渋滞時の火災や救急出場に活用している消防本部があると聞いておりますが、本市といたしましては、まず導入している消防本部の実情を調査研究してまいりたいと考えているところでございます。 次に、
インパルス銃についてでございますが、ドイツで開発された消火用具で、高圧噴霧を発射させる全長八十センチ、直径六センチ、重量約六キログラムの
インパルス銃と、これに水や消火薬剤を供給する水タンク、
高圧空気ボンベ及び接続ホースで構成されており、水や消火薬剤の微細な粒子を燃えているものに高速度で打ち込み、消火するものと聞いております。使用方法などにつきましては、隊員が約十二リットルの水と空気ボンベを背負い、これらに接続された
インパルス銃を携行し、一回に約水一リットルを断続的に放射し、車両火災や狭い空間での初期消火に活用できるとされ、少量で消火できること、消火の際の水損が少ないことなどが利点であると聞いております。この
インパルス銃につきましても、まず導入している消防本部の実情を調査研究してまいりたいと考えているところでございます。 [安川 茂君 登壇]
◆(安川茂君) 出前講演の実施について、市民局長からさらりと手短な答弁をいただきました。市民のグループの中には、市役所の偉い方に来ていただきたいが、どのような手続で要請すればよいのか戸惑いもあると思うのであります。北九州の例を挙げましたが、このような市民要望に対して積極的に市政を理解していただくために全庁的な体制づくりや一元化したシステムをつくり上げていただくよう御要望を申し上げておきます。
シルバー海外派遣事業について、市長より答弁をいただきました。一つの提案として今後の事業の参考にさせていただきたいとのことでありました。この松山市の
シルバー海外派遣事業は、全国に先駆けた取り組みであろうと思います。松山市は、中学生の
海外派遣事業も先駆けて取り組んでおられます。ぜひ、関係職員を松山市に派遣をしていただいて、この事業実施までの経過とか派遣事業の成果について調査をしていただいて、今後の本市の高齢者の
生きがい対策の参考にしていただくように御要望を申し上げておきます。
雨水浸透マス設置補助と廃止浄化槽の活用に対する助成制度について、市長より答弁をいただきました。本年七月に発足した
都市河川総合治水対策推進協議会の中で、各戸貯留のあり方も含め検討が進められると、そして本年度中にその内容が示されるようであります。本市としての検討課題の一つとして考えていると、市長の答弁でありましたので、一日も早く制度化していただきますよう要望をしておきたいと思います。 消防局長より、
インパルス銃については詳しく教えていただきありがとうございました。提案した赤バイとこの
インパルス銃については、導入している消防本部に直接やっぱり出向いていただいて、その実績なり効果について調査していただき、そして導入方について検討、努力をいただきたいと思うのであります。 次に、
玉里邸茶室付庭園についてお伺いをいたします。 先日、私は、四日市市の鵜の森公園内に、平成六年四月に完成した茶室を、四翠庵を視察してまいりました。敷地面積千四百七平米、延べ床面積が二百六十七・八平米であります。数寄屋づくりとなっておりました。広間が九畳、次の間が六畳、渡り廊下の向こうに茶室が配置されておりました。まず、通されたのが立礼席でありました。腰をおろして数分待っておりますと、和服姿の女性が一服どうぞとお茶をたてて持ってきてくださいました。私は、なれない手つきでお茶をいただきながらその方にお聞きをしました。この立礼席はどなたでも予約なしで気軽に御利用いただいておりますとのことでありました。休館日以外は、四日市市の表千家、裏千家の茶道家の方々が交代で担当し、ここを訪れた市民や観光客の方にお茶をたてているとのことでありました。茶室全体を案内していただいたんですが、建物も京都の伝統建築の粋を凝らしたすばらしい数寄屋づくりで、日本庭園ともマッチして、何か茶道の世界に引き込まれそうな感動を覚えました。 本市には、市指定文化財として、玉里邸の茶室付庭園が鹿児島女子高校の敷地内にあります。 そこで、お伺いをいたします。 まず、
玉里邸茶室付庭園の由来についてお聞かせを願いたい。 二点目に、この
玉里邸茶室付庭園は、市の名勝として文化財に指定されておりますが、その指定理由をお伺いをしたいと思います。 三点目に、玉里邸の所有者はだれなのか、管理形態はどのようになっているのか、またそれにかかわる年間予算についてもお示しをいただきたいと思います。 四点目に、この
玉里邸茶室付庭園は、現在どのように活用をされているものか。 五点目に、本市が開催している茶道に関する講座にはどのようなものがあり、何名ぐらい受講されているのか。また、本市の茶道愛好家は何名ぐらいおられるものかお示しをいただきたいと思います。 次に、図書の郵送貸し出しの実施について伺います。 私は、昨年のこの第四回定例会で、山口県光市の図書館が実施している高齢者や体の不自由な方々への図書の宅配サービスを例に挙げて、本市の図書館でも実施すべきであると提案をいたしました。そのとき教育長は、本市の図書館では、高齢者や身障者の方々にも気軽に利用していただけるように施設面で配慮をしておると、来館できない体の不自由な方々へのサービスについては、他都市の状況等も調査し、今後研究してまいると答弁をされました。図書館に行きたくても行くことができないお年寄りや体の不自由な方々にとって、図書の宅配サービスが受けられる自治体と受けられない自治体があることをどのように受けとめられるでありましょうか。 我が会派で先日、宇都宮市立図書館へ視察にまいりました。宇都宮市立図書館の基本目標として五項目が掲げられております。一つ、図書館業務のコンピューター処理による市民サービスの向上、図書資料の整備充実、そして三番目には、体の不自由な人たちへのサービスが掲げられております。そして、図書館条例施行規則の第十七条で、図書の郵送貸し出しについての規定があり、本を読みたくても体のぐあいなどで図書館に行けない方々に対する配慮がなされております。その第十七条では、身障者手帳の交付を受けている方の中で、視力障害が一級から六級、肢体不自由一級から六級、または在宅寝たきり老人の介護手当支給条例により認定を受けていらっしゃる方とか、郵送貸し出し以外に図書館の利用が困難な方とされております。そして、郵送にかかわる費用はすべて市の負担とすると定められております。この宇都宮図書館の平成六年度の郵送貸し出し状況は、声の図書が九千九百八十二冊、点字図書が五百七十九冊、一般書が三百五十八冊、計一万九百十九冊、その利用者数は延べ四千四百八十二人となっております。郵送貸し出しを希望される方は、図書館に電話すれば職員が貸出券の作成から申込書を起こして、希望される図書を利用者宅に発送するシステムになっており、貸し出し期間が二カ月以内、冊数は一人五冊までとなっております。石川県金沢市においても、本年七月一日から図書の無料郵送貸し出しサービスを開始しておられます。 伺いたい第一点は、宇都宮市が図書館としての基本目標の一つに、体の不自由な人たちへのサービスを掲げておられますが、本市の図書館の目指す基本目標にはこのような基本的考え方があるのかどうか。 二点目に、一年前の定例会で、山口県光市立図書館が実施している宅配サービスの提案に対し、他都市の状況等も調査し、研究すると答弁されましたが、その後どのような調査研究がなされたものか、具体的にお示しを願いたい。 三点目に、金沢市での無料貸し出しの利用対象者は約四千名いるようであります。先ほど申し上げた宇都宮市の郵送貸し出しの利用者の条件にかなう対象者は、本市では何名おられるものかお答えをいただきたいと思います。 四点目に、本市においても体のぐあい等で図書館に行けない市民の方々に対して、せめて図書の郵送サービスは実施すべきと思うのでありますが、教育長の見解を賜りたいと思います。 次に、蝶の楽園についてお尋ねをいたします。 この件について、初めて質問したのは、平成二年の第四回定例会でありました。既に五年が経過をしております。伊丹市の昆虫館の例を引いて、本市にもこのような施設が必要だと提案申し上げました。市長は、比較的飼育が簡単で、そしてより身近で、より子供たちに一つのロマンを与えるような蝶の温室的な施設を今後研究してまいりたいと、そう答弁をされました。その後当局は、蝶に関する資料や他都市の昆虫館などの資料収集、また類似施設の調査もされ、この施設の名称を蝶の楽園とされました。そして、蝶の専門家による研究委員会を設置されたと伺っております。 伺いたいのは、この研究委員会においてどのような研究がなされてきたのか。そして、研究の成果としてどのような報告が当局になされたものか。また、当局は、この委員会から示された報告を踏まえ、蝶の楽園の構想策定に向けて、どのような検討と取り組みをされてきたのか、具体的にお示しを願いたいのであります。また、平川動物公園のどの位置にいつまでに設置されるものかも明らかにしていただきたいと思います。 以上、二回目といたします。
◎市民局長(田中憲一君) 市が開催しております茶道講座といたしまして、市民局で実施いたしておりますのは、平成六年度小野市民館におきまして年間十六回、受講者は七名となっております。
◎建設局長(森繁徳君) 蝶の楽園についてお答えいたします。 六名の専門委員からなる蝶の楽園研究委員会は、平成四年度から平成五年度にかけて計六回開催いたしました。この委員会では、蝶の楽園の展示施設、展示可能な蝶の種類、飼育方法等について研究してまいりました。研究の成果につきましては、蝶の楽園は、市民に夢のある施設として意義があり、温暖な鹿児島の地理的条件を生かして、本県に生息する蝶を展示することで特徴のある施設になるのではないかという報告をいただいております。特に、展示施設につきましては、他都市に見られるような独立した館を建設する方式だけでなく、平川動物公園を蝶の自然増殖しやすい環境に整備し、その自然を生かして蝶を繁殖させ、それを既存の施設等に展示する方式なども考えてよいのではなかろうかとの提案をいただいております。この報告を受けまして、これまで展示施設として新しい館の建設と既存施設の利用の両面から検討してまいりましたが、新しい館の建設は用地等の問題もあり、現在動物公園の自然を生かした既存施設活用の展示方法について研究しているところでございます。また、蝶の飼育につきましても、えさとなるかんきつ類やホウライカガミの試験栽培を行っているところでございます。今後の予定でございますが、既存施設の活用や温暖な地理的条件を生かした特徴ある展示方法、食草の確保、蝶の飼育技術などにつきましてさらに研究を続け、実現に向けて努力してまいりたいと考えております。
◎教育長(下尾穗君) 教育行政についてお答えいたします。 まず、市の指定文化財
玉里邸茶室付庭園についてでございますが、庭園は、一八三五年、天保六年に島津斉興によってつくられた徳川末期の造園形式で、書院と廻遊式庭園からなっており、県内では他に見当たらない貴重な庭園で、昭和四十九年に市の指定文化財になっております。現在、庭園は、鹿児島女子高等学校の一部として管理運営がなされ、年間八百人程度の見学者が訪れ、庭園内を散策しておられるようでございます。また、庭園は、年間四十五万円程度の予算で春と秋の二回、樹木の剪定や除草清掃などの庭園整備を毎年実施いたしております。 次に、茶道に関する講座についてでございますが、現在勤労青少年ホームと勤労婦人センターにおきまして六講座、青年会館の青年教養セミナーとして一グループ、あわせて約百七十人が受講しているほか、公民館等の自主グループとして十四グループがあり、およそ百人が活動しておられます。本市の茶道の愛好家につきましては、表千家、裏千家の鹿児島県支部によりますと、およそ三千七百人ぐらいの方々がいるとお聞きしておりますが、その他の流派等につきましては、把握していないところでございます。 次に、図書館の関係について順次お答えいたします。 体の不自由な人たちへのサービスの基本的な考え方でございますが、本市といたしましては、だれでも気軽に利用できる開かれた図書館ということを基本に置き、障害者へのサービスもその中に位置づけ、施設の充実を初め、点字図書や録音図書の貸し出し、朗読によるサービスなどを行っております。 次に、障害者に対する宅配によるサービスについては、人口四十万人以上の類似都市の市立図書館二十五館のうち、二館が実施いたしております。その利用状況は、必ずしも多くはないようでございますが、引き続き調査を行ってまいりたいと考えております。 次に、宇都宮市の郵送貸し出しの条件に合う本市の対象者数は、約一万一千名でございます。郵送による貸し出しにつきましては、今後他都市の状況等も調査してまいりたいと考えております。 以上です。 [安川 茂君 登壇]
◆(安川茂君) 教育長から
玉里邸茶室付庭園で答弁をいただきました。県内では、ほかに見られない徳川末期の貴重な庭園であり、年間八百人程度の見学者が庭園内を散策しておられるとのことであります。 教育長に再度お伺いをいたします。 私のふるさと金沢市の兼六公園は、国指定の名勝でありますが、年間数百万人が訪れ、文字どおり北陸の観光スポットとなっております。国指定と市指定の文化財の違いはあれ、活用いかんによっては、本市の観光資源の一つとなり得るのであります。玉里邸の庭園の黒門は、いつも閉ざされております。どこから庭園内に入っていいのかわからないというのが現状であります。市民が気軽に庭園内を散策できる方策を取るべきと考えますが、見解をお示しください。 二点目に、庭園内にある茶室は、どのように活用されているのかお聞きしたいのであります。また、せめて春と秋の年二回ぐらいは、多くの市民が参加できる茶会をこの茶室で開催してはどうかと思うのでありますが、この点についても見解をお聞きしたいと思います。 これは市長にお伺いをしたいと思います。 私が先ほど四日市市の茶室、四翠庵の例を申し上げましたが、本市にも日本庭園を擁した茶室の設置は考えられないのか、お答えをいただきたいと思います。また、市長の奥様は茶道の達人と伺っております。流派はどこなのでしょうか。奥様の影響で市長も茶道をたしなまれる機会がおありでしょうか、お伺いをいたします。 図書の郵送サービスについて、教育長より見解を賜りました。宇都宮市の図書郵送サービスを例に挙げ、質問したわけでありますが、宇都宮市が郵送の対象としている条件を満たす対象者数は、本市で約一万一千名とのことであります。先ほど申し上げましたように、宇都宮市での郵送サービスの実績は、合計一万九百十九冊郵送で貸し出されております。また、利用者数は延べ四千四百八十二名であります。それに比べ、本市の点字図書の貸し出しは、平成六年度が十三冊、七年度これまでゼロであります。声のテープは平成六年度十巻、七年度はこれまで七巻となっております。この数字を見ても明らかではないかと思うのであります。目や体の不自由な方が直接図書館に足を運ぶことは困難なのであります。利用が困難な方々に対して積極的に対応していくのが図書行政の責務であると思います。郵送による貸し出しは、今後他都市の状況等を調査するとのことでありますが、図書の郵送サービスを前提としての調査なのか、単なる状況調査なのか、再度教育長の明快なる答弁を求めます。 蝶の楽園について答弁をいただきました。平川動物公園の自然を生かした既存施設の活用、また展示方法について研究をされ、また蝶の食草となるかんきつ類やホウライカガミなどを試験栽培も行っておられるようであります。実現に向け、努力してまいりたいとのことでありました。子供たちや市民に夢のある施設を一日も早い実現方を強く要望をいたしておきたいと思います。 次に、稲荷川改修についてお伺いをします。 まず、改修計画についてでありますが、戸柱橋から滝之神水源地付近、約一・九キロの河道改修は、本年度末完成予定で工事を進めておられますが、数カ所の部分で工事が来年度にずれ込むように仄聞するのでありますが、来年度梅雨時期までにすべて整備が完了するものかどうか、お聞かせをください。 二点目に、放水路の水理模型実験でありますが、どのような模型実験だったのか。また、このほかに同様の実験を行う必要があるのかどうか、お聞かせを願いたいと思います。今回の水理模型実験からどのようなデータが得られたのか。また、得られたデータをもとにどのように活用されるものかも明らかにしていただきたいと思います。 三点目に、放水路に関して、今後地元への対応はどのようにされるのか、お伺いをいたします。 通告しておりました大明ケ丘がけ地の防災対策については理解が得られましたので割愛をし、私の個人質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) [市長 赤崎義則君 登壇]
◎市長(赤崎義則君) 御承知のとおり、本市には、鹿児島を代表をする庭園として磯庭園がございます。磯庭園には、年間約九十万人の観光客の方々が訪れておられますが、この磯庭園の中には茶室が設けられておりまして、茶道の愛好家の方々が気軽に利用をしていただいておるようでございます。このほかお述べになった四日市市ほどのすばらしいものではございませんけれども、市民文化ホールとかあるいは県立の吉野公園、黎明館など県、市それぞれ公共施設としての茶室が設けられておりまして、これも市民の方々に気軽に利用をしていただいております。また、磯庭園や本場大島紬の里では、観光客の方々にお茶を一服差し上げておられるようでございます。このように、本市には、それぞれ公共や民間で設置をされたさまざまな茶室が数としては相当数あるようでございますので、市民の方々にはこれらを利用していただければと思っております。 それからまた、今御提言のありました玉里邸の茶室付庭園の茶室を今後どのように活用していくかということも私は一つの方法であろうと、このように考えております。 それから、私的なことで大変恐縮でございますが、私の家内も達人ではなくて、たしなんでおる程度ではなかろうかと思っております。また、私は市長として、茶道にいたしましても、あるいは華道にいたしましても、たくさんの流派の方々に平等におつき合いをさせていただかなければならない立場でございますので、私の家内の個人の流派については発表を差し控えさせていただく方がよろしいかと存じます。また、私も、今安川議員おっしゃいましたが、いろいろなところで呼ばれた場合に、支障がない程度のことを勉強をさせられておるところでございます。
◎建設局長(森繁徳君) 稲荷川改修につきましては、県におかれて、できるだけ本川の流下能力を高めるため、戸柱橋から滝之神水源地付近までの延長千九百メートル区間について、平成五年度から護岸整備や河床掘削に取り組まれているところでございます。このうち用地買収の必要な区間については、現在まで地元の協力を得られた区間から精力的に取り組まれているところでございます。若宮公園周辺等につきましては、今後護岸補強を行い、平成八年度の雨季までに河床掘削を終えるとのことでございます。 平成六年度から平成七年度にかけて、県が実施いたしました放水路の水理模型実験の内容は、上流からの洪水を河道と放水路に分流するために、放水路ののみ口をどのような構造にすればよいのかの検討を進めているとのことでございます。また、このほかの水理模型実験につきましては、のみ口部の開水路からトンネル部分及びはけ口部において、洪水がどのような流れになるかの検討を行うための水理模型実験を実施されると伺っております。河道と放水路の分流については、これまで左岸の護岸を右岸の護岸より低くして洪水を越流させる、いわゆる横越流型を主に検討されております。今回の水理模型実験の結果では、かなりの越流幅が必要となるとのことでございます。なお、これらの実験結果を踏まえて、今後実施設計を行っていくと伺っております。 放水路の地元対応といたしましては、県において昨年ルートが決定した後、ことしの一月二十四日、二十五日の両日にわたり、関係者に計画の概要説明がなされ、その上で測量の立ち入り調査等が実施されたところでございます。これらの調査結果を踏まえて、今月中に関係者を対象に地元説明会を開催される予定でございます。なお、事業推進に当たりましては、地元及び関係者の御理解をいただき、早い時期に工事に着手したいとのことでございます。本市といたしましては、今後さらに県と連携を図りながら事業促進に努めてまいりたいと考えております。
◎教育長(下尾穗君) お答えいたします。 まず、市指定文化財
玉里邸茶室付庭園の茶室の活用についてでございますが、庭園内の茶室につきましては、鹿児島女子高等学校の茶道部が日ごろから清掃などを行い、茶道の練習や文化祭などのお茶会に活用いたしておるところでございます。御提言のございました自由に庭園を散策できるような方策や市民の方々のお茶会などへの利用につきましては、管理している鹿児島女子高等学校とも協議してまいりたいと考えております。 次に、図書の郵送サービスについての再度のお尋ねでございますが、本市図書館におきましても、身障者等の方々が気軽に御利用いただけるよう各種のサービスを行っているところでございます。今後の障害者等へのサービスのあり方等につきましては、宇都宮市を初め、他都市がどのような方法で実施されているものか、また利用状況等などもあわせて調査させていただきたいと考えております。 以上です。
○議長(森山裕君) 次は、赤崎正剛君。 [赤崎正剛君 登壇](拍手)